寒い季節の編み物生活 2
こんにちは、ピノです。
編み物が楽しくて毎日のように毛糸と向き合っているのですが、先日とんでもないハプニングが起きました。編み物をしている方なら一度は経験したことがあるかもしれない“あの瞬間”です。
悲しい編み間違い
そう、かなり前の段階で編み間違いが発覚しました。
こちらの写真をご覧ください。

写真の赤丸部分が編み間違いをしたところです。模様が完全にずれてしまっています。途中途中では編み間違えていないか確認していたつもりでしたが、こんな分かりやすい部分を間違えていたとは…と心がスーッと遠のいていきました。
究極の2択
そのまま編み続けてごまかすか、それとも思い切って全部ほどいて編みなおすか…。その日はその2択で頭がいっぱいになり、結局一晩中悩むことに。せっかくここまで編んだのに戻るなんて…という気持ちと、このまま進めたら絶対に後悔する…という気持ちがせめぎ合って、とにかく落ち着きませんでした。
自分での決断がなかなかできなかったので、“編み物の師”の祖母に意見を聞くことにしました。翌日、さっそく祖母に写真を送り、「これって直せるかな…?」と相談してみたところ、返ってきた答えはとてもシンプルでした。
「これはもう、ほどいて編みなおすしかないね。」
そして続けて、
「でも、それも勉強だよ。編み物は間違えながら上手になるんだから。」
この一言で、編みなおしを決心。何時間もかけて編んだマフラーをほどくのはなかなかに辛かったです。(泣)
編みなおし
約半分ぐらい編みなおしになったのですが、「なにくそ!」という気持ちで黙々と編み続けました。集中して編み続け、気がつけば寝る時間も忘れて編んでしまい、結果なんと一晩で元の場所まで追いつくことができました!自分でもちょっと驚きです。

間違いに気づいた瞬間は絶望でしたが、振り返るとすごく良い経験になった気がします。もし同じように悩んでいる方がいたら、私のようにほどく勇気を持ってみてもいいかもしれません。きっと編み直した先に満足感が待っていると思います。
また進捗があったらブログで共有しますね!
